旅人のシューズレビュー

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【シューズレビュー】HOKA CARBON X(カーボンX)

 

足底筋膜炎で走れないのにシューズを買っちゃったよの旅人です。

 

先日の富士登山競走で試し履きをさせてもらったシューズ。

 

HOKA ONE ONECARBON Xです。

 

 

東京有明で9/28開催、旅人も参加予定のシューズトライアルイベントにおいても、このカーボンXを履くことが一つの目的でしたがすでに履いてみることができたので購入しました。

 

第三弾発売の色は、ブラック。

 

前回発売のホワイト+ブルーロゴが格好いいですが仕方がありません。

 

8/15に再発売ということで、ちょうど旅人は大洗海岸に遊びに行っているときでしたが、発売時間の正午に海の家に戻り、不謹慎ながらラーメンと生ビールを飲みつつ、HOKAの公式サイトにアクセス。

 

 

こんな状況下でポチリました。

 

税込み、25,920円です。

 

自分が持っているシューズで一番高額!

旅人にとってはキヨミズです。

 

NEW!シューズが到着したのは大安吉日。

 

きょう履いてねと言わんばかりの、勝田24時間リレマラ当日でした。

 

 

 

いつもの重量。

 

業務用のデジタルスケールで測ります。

 

 

 

27.0cm、片足の重量は、248gでした。

(公式サイトでは、240gと表記されていました)

 

追記:ドロップ差は、5mm

 

 

この厚さ?いえ、これは厚底を撮ったのではなく、タテの画像です。横向きでしたので、撮影したようにタテに戻します。こうです。

 

HOKA カーボンXの屈曲性

 

屈曲性。新品だからでしょうか?

それともカーボンファイバープレート(※特許出願中とのこと)のせいでしょうか。

 

以下、比較のために、今年履きおろしたHOKAクリフトン4

 

 

同じく今年から主に3000mと5000mで使用している、ターサージール5

 

 

全然違いますね。

 

 

 

私はナイキを履いたことが一度もありませんので分かりませんが、時流は同じでしょうか。

 

また、「メタ・ロッカー」という構造により、ちょうど靴が振り子のような感じになっているので着地から蹴り出しにシューズのチカラというか、シューズの特性が入ることになり足さばきが重なると走る速度が増します。

 

正直、一度履いた瞬間にすげぇーー!!と思っちゃったんです(7/26の時)

 

HOKAのその他のシューズも履かせてもらったのですが、カーボンXは疲れにくいのでは?と想像します。

ただ、HOKAを初めて履くという方はこのシューズでのランに慣れないと違和を感じるかもしれません。

 

<初ラン>履きおろし

8/17(土)勝田24Hリレマラにて

距離 2.08km(約700m×3周)

 

 

ランオフ中ですが、目的と課題があって走りました。

 

自己申告で1周700mの公園を3周でしたが、事前にウォームとして走ってみました。距離のカウントはしておりません。

 

ペースフリーで、足さばきの確認です。この時点で足底が痛めば中止でしたが、まったく痛みはありませんでした。恐らく、このシューズの衝撃吸収力なのだと思われます。底は硬いけれど、シューズは吸収力があるということでしょうか。

 

いざ、ラン。

 

リレーマラソンなので、たすきを受け取り走り出すと、やはり7/31以来のシューズランはフォームが多少はぎこちない。仕方がありません。

 

全力で短い距離ならさらに地面の反発力をもらってペースを上げるところですが、足底筋膜炎中でもありますのでソフトランディングです。それでも、スタート後まもなく腕のガーミンを見るとペースはキロ3’50台でした。

 

無理は禁物。ケガを悪化させるわけにはゆかず、少しペースを落としました。

 

単に柔らかいだけだと、私の足では「回転数」が不足すると思われますが、硬くて柔らかいという表現のカーボンXはスムーズな走りのままです。個人的な感触としては、同じHOKAでも別なシューズだと足が厚底のクッションに負けてペースが落ちると思いますが、こちらの靴は足への負担が少ないように感じました。

 

蹴っていないのに地面からの反発力があり、それを保てる感じです。

 

これが大きな特長。

 

わずか2kmですが、久々のランで自身の呼吸がMAXになった以外は、とても気持ちよく走れました。足底が治れば秋のマラソンシーズンに履いてみたいと思います。そのために購入しましたので。

 

 

本シューズの技術的な特長については公式サイトを見てくださいね。

 

掲載されていることを私が転載して語っても意味がないので、本サイトへどうぞ。

 

 

 

カーボンXページ

https://www.hokaoneone.jp/carbon-x

 

その他の写真。

 

 

 

足を包み込むようなソフトな感触。伸縮性と通気性があります。また、クリフトン4などと比較して走行中の横ブレがないと思います。

 

 

紐はその素材のためでしょうか?ほどけやすいと感じました。個人的には別な紐に変えた方が良さそうな感じ。

 

ちなみに、カラー第三弾のカーボンXですが、いま現在はすでにソールドアウトです。どのくらの数量販売されているのか?情報を得ていませんが、最先端のシューズというのは増々進化してゆくのでしょうね。

 

P.S.

自分の走力の問題ですが、このシューズを履いて「フルマラソン」を完走する自信は正直ありません。ケガをしていることもありますが、本シューズではスピードが出るわけで、そのスピードというのはピッチ×ストライドのうち、ピッチの方です。回転が良いので、普段ピッチに課題がある旅人ではフルマラソンの距離と時間が持たないと思われます。つまり、ペースダウンしてしまうと思われます。

 

シューズ性能は、無理なく反発力をもらい加速するシューズ。それでいて衝撃の吸収もあると書きましたが、それなりのタイムで走るためには当然ながら「このシューズを履いての練習」も必要になるかと思います。

 

秋までに足底が仮に治ったとしても、シューズに見合った走力を短期間で身に着けることは難しい。結果的には、従来のフルマラソンよりもほんの少し「タイムアップ」するだろうと、期待も込めての推測です。

 

ただ、3000mなどの距離ではタイムが更新できるかもしれません。(もちろん、足底が完治していることが前提ですが)今のところ、1KTTでは、3’30をギリギリ切れるところが旅人のレベルですが、2kmは維持できません。恐らく、このシューズをこなせる心肺機能が備われば、シューズのおかげで2kmまでは持つかもしれません。

 

まだ1回の走行ですが、カーボンXの評価まで。

 

 

 

 

いま自身が持っているロード用シューズでは最高のシューズを手に入れました。あとは、サイコーの足にしなきゃねw

 

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